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2人の大先輩に続くオリンピックでのメダル獲得を目指して

今年の7月26日から8月11日までの17日間、100年振りにフランスのパリを中心として開催されるパリ2024オリンピック。

そのパリオリンピックに、柔道男子73kg級のタイ代表として出場する石下柔道部出身の寺田正幸さんが市役所に来てくれました。

オリンピックに賭ける思いや自身が憧れている選手について、話を聞きました。

インタビューの動画は市公式Instagramへの掲載を予定していますので、そちらも是非ご覧ください。

寺田正幸さん(飯沼小学校出身)

ー柔道はいつから始めましたか?

柔道を始めたのは3歳からです。
始めたきっかけとしては、私の母親が石下柔道部に興味がありました。当時は私は結構やんちゃな子だったので・・・
それで母親が柔道をやれば落ち着くんじゃないのかなっていうことで、そういうきっかけで柔道をやり始めました。

ー憧れの選手や影響を受けた選手はいますか?

もちろん石下出身の鈴木桂治さんと小野卓志さんに凄く憧れてました。
最近も鈴木さんの「絆」っていう本を読み返してて、やはりオリンピックチャンピオンってどういう感じの気持ちなのかなっていうことを探りながら、オリンピックの前に向けて読んだりしています。
やっぱり鈴木桂治さんと小野卓志さんは凄く尊敬してます。

ー鈴木さんも小野さんも石下柔道部出身ですが、寺田さんも石下柔道部に所属していたのですか?

はい。現在も石下柔道部に所属しています。

石下柔道部の恩師である秋田さんが寺田選手の略歴を話してくれました

ー柔道をしていて、大変だったことや苦労したことはありますか?

もうたくさんあるんですけど、やっぱり練習が凄く大変ですね。
柔道は「心・技・体」の3つが成り立たないと強くなれないと自分では思っています。
まず「力」は筋力トレーニングをしなくちゃいけなくて、技術面に関しては、細かいところまで「技」の技術をチェックをしなくちゃいけないことと、あと最後に「心」に関しては、ちゃんとゴミを一つ一つ拾うこととか、「力」や「技」だけを鍛えて試合で力んでいたら、緊張して勝てないので、その3つをしっかりしないといけないのが難しいなとは思います。

ー身体を鍛えるだけでなく、気持ちの面も重要なんですね。

はい。そうですね。

左胸にはナショナルチームの証であるタイ王国の国旗

ー練習はどの程度行っていますか?

筋力トレーニングや走ったり、ストレッチとかを2時間半ぐらいやって、そこから筑波大学の方で2時間練習しています。
大体4時間半か5時間ぐらいをほぼ毎日練習しています。

ー寺田さんは73kg級ではかなりの長身だと思いますが、得意技を教えてください。

自分の得意技は背負投です。

笑顔を交えて抱負を語ってくれました

ー試合の前は緊張しないタイプですか?

もちろん緊張しないって言ったらおかしくなってたんですけど、やっぱりそのメンタルトレーニングはもう毎日やっているので、そういうところをやって緊張しないようにしてますね。

ーオリンピックに向けた抱負をお願いします。

鈴木桂治さんと小野卓志さんに続いて、常総市で3人目のメダリストになりたいと思ってますので、応援のほどよろしくお願いします。

寺田選手の恩師の秋田さん(石下柔道部)と神達市長と共に

最後まで読んでいただいてありがとうございます。常総市の情報は市公式HPでもご覧いただけます。