DIGITAL FIRST#2 イベントをデータで可視化する
こんにちは。常総市デジタル推進課です。
5月から投稿しているマガジン「DIGITAL FIRST」ですが,今月号では,現在の取組について紹介させていただきます。
各部署のもつデータを洗い出す
昨年度から行っている,オープンデータの利活用の促進に関する包括連携協定に伴う取組ですが,今月中旬に市の各部署との対話(ヒアリング)を開始することができました。
ヒアリング第1弾の対象部署となったのは,商工観光課。
市内の各種イベント,まつりに関する業務や商業者支援,フィルムコミッション業務等を行っている部署です。
オープンデータの取組支援をしていただいているjinjer株式会社の方も直接来庁し,対面でのヒアリングとなりました。
イベントがデータで可視化される効果とは
商工観光課では,1年を通じて様々なイベント,まつり等の企画,支援を行っています。イベントのデータがオープンデータとして公開される効果として,今回のヒアリングでは以下のような意見が集まりました。
1年のうちいつイベントが行われていないのかが判明することにより,市内でイベントが企画されやすい環境となる。
イベント内の人流データなどが把握できれば,参加者のコントロールを次回以降より効果的に行うことが可能になる。
人が集まるイベントはデータの宝庫。
商工観光課の持つデータは,他のイベントの誘発効果や企画しているイベントの効果的な実施に繋がる可能性を秘めていることが分かりました。
現在,商工観光課が保有しているデータの項目や種類を洗い出し,分析や活用の可能性について検討を深めています。
オープンデータ化を促進
オープンデータの利活用の促進に関する包括連携協定に基づく本取組では,今回ヒアリングを実施した商工観光課をはじめ,各部署でのヒアリングを今後複数実施していく方針です。
これらヒアリングの中で,公開することにより価値が生まれるデータについては,積極的にオープンデータ化を進めてまいります。
今回ヒアリング第1弾を商工観光課へ行い,今後の取組の流れを以下のように検討しています。
<オープンデータ利活用の流れ>
①各課ヒアリング
・・・各課のもつデータの洗い出し
②データの活用仮説を立てる
・・・活用先を想定し公開を促進
③オープンデータ化
・・・オープンデータ化
④オープンデータを活用
・・・HP等で活用した可視化データを公開・市民等の活用を促進する
デジタル推進課では,今後もオープンデータ等,データ利活用の取組を推進してまいります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
常総市デジタル推進課 情報政策係